国内女子ゴルフで史上初の9ホール決着

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スタンレーレディスホンダ最終日が、まさかの“変則9ホール”で開催されることが話題になっています。

濃霧による視界不良でスタート時間が大幅に遅れ、日本女子プロゴルフツアー史上初の決定が下されたのです。

異例の対応に選手やファンも驚きを隠せない中、一体何が起きていたのでしょうか。あなたも気になりませんか?

目次

国内女子ゴルフで史上初の9ホール競技

2025年10月12日に開催されたスタンレーレディスホンダ最終日は、静岡・東名カントリークラブで霧による視界不良のため、スタートが大幅に遅延。通常18ホールの競技を9ホールに短縮して実施するという、国内女子ツアー史上初の事態となりました。

使用されたホールは、比較的霧の影響が少ないとされた9ホール(1番・9番・10番・11番・14番・15番・16番・17番・18番)で構成され、選手は順位の低い順からスタートしていきました。

背景にあった“濃霧”と視界不良

当日は朝から濃い霧がコース全体を覆い、ボールの落下地点すら確認できない状況が続いていました。

JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)は慎重に協議を重ね、安全確保を最優先に「変則9ホール」の短縮競技を決定しました。スタート時間は当初の午前7時30分から、4時間遅れの11時30分に変更されています。

これまでの短縮競技との違い

従来、天候による中止や短縮は「18ホール×2日間」の36ホール開催などが中心でした。しかし今回のように9ホールのみで順位を競うのは、1988年のツアー制施行以来初の出来事です。

2020年以降、荒天対応の「セカンドカット制度」は存在していたものの、プレー人数の絞り込みと9ホール実施を同時に行うのは異例中の異例です。

スタートホールの選定基準は?

視界が確保できる範囲を重視して以下のホールが選ばれました。

使用ホール:
1番・9番・10番・11番・14番・15番・16番・17番・18番(計9ホール)

特にフィニッシュの18番パー5は、最終決戦の盛り上がりを担うホールとして残された可能性があります。

注目選手たちの状況

前日の第2ラウンドを終え、通算10アンダーで単独首位に立っていたのは河本結選手。

わずか1打差で桑木志帆、福山恵梨、岩井千怜の3人が追いかける展開。短縮競技により、1ホールごとの勝負強さや集中力が一層試される状況となりました。

SNS上で広がる驚きと応援の声

X(旧Twitter)では「女子ゴルフで9ホールって初めて聞いた」「濃霧の中でも開催する運営すごい」「これは逆に面白い展開かも」といった声が多数投稿されました。

短縮ながらもフェアな形で開催を続けた点に、評価するコメントも多く見られました。

今後のツアー開催への影響

今回の事例は、気象状況により柔軟な対応をする前例として、今後の女子ツアー開催でも活用される可能性があります。

安全性と公平性を両立させながら、競技を成立させるJLPGAの判断に注目が集まります。

point
  • 女子ゴルフツアーで初の9ホール短縮開催
  • 濃霧による視界不良が原因でスタート遅延
  • 河本結が首位、1打差で3人が追走
  • セカンドカット制度を適用し30人で争う

FAQ:よくある質問

Q. なぜ18ホールで行えなかったのですか?
A. 濃霧による視界不良で安全面を考慮し、競技短縮が判断されました。

Q. 成績は公式記録として残りますか?
A. はい。JLPGAルールに則り9ホールでも競技成立となり、賞金も分配されます。

Q. 変則ホールの選定基準は?
A. 視界が比較的良好で安全にプレーできるホールを優先的に選んだとされています。

まとめ:変則ながらも白熱の最終日

霧という自然の影響により、ツアー史上初の9ホール決着となったスタンレーレディス最終日。

異例の判断ながらも、選手たちは限られた時間と空間の中で実力を発揮し、ゴルフファンにとっても記憶に残る一戦となりました。

今後も、柔軟で公正な競技運営に注目が集まりそうです。

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