ソフトバンクの俊足外野手・周東佑京が、ついに27日ぶりに帰ってきました。
背部痛の影響で戦列を離れていた周東が、10月17日のクライマックスシリーズ（CS）第3戦でスタメン復帰。
7回には決死のダイビングキャッチを試み、体を強打するアクシデントもありましたが、試合後には「大丈夫です」と力強くコメント。
ファンにとって待ち望まれた“全力プレー復活”の一日となりました。
試合の概要と復帰の経緯
10月17日、みずほペイペイドームで行われたクライマックスシリーズ・パ・ファイナルステージ第3戦。
ソフトバンクは日本ハムに0-6で敗れましたが、周東佑京が「9番・中堅」でスタメンに名を連ね、約1か月ぶりの出場となりました。
9月20日のオリックス戦以来、背部痛の影響で欠場していた周東。代走や守備固めでの起用はありましたが、先発出場はこの日が復帰後初となりました。
決死のダイビングキャッチと「大丈夫です」
試合中、周東は7回2死満塁、日本ハム・郡司の打球に反応し、左中間へと飛び込むダイビングキャッチを試みました。
しかし、惜しくも捕球できず、体をグラウンドに強打。顔をしかめる場面が映し出され、球場には一瞬、緊張が走りました。
それでも周東はすぐに立ち上がり、プレーを続行。試合後には報道陣に対し「大丈夫です」と短く答え、球場を後にしました。
この一言に、チームメイトやファンから安堵の声が上がりました。
背部痛からの完全復帰へ
シーズン終盤に背中の痛みで離脱していた周東は、リハビリを経て10月上旬にチーム合流。
首脳陣は慎重に起用を検討してきましたが、このCS第3戦でついに「完全復帰」といえる形に。
代名詞でもあるスピードと守備範囲の広さは健在で、試合後の監督コメントでも「やはり周東がいると守備の安定感が違う」と評価されました。
チーム内外の反応
SNS上では「周東のダイブ、見てる方がヒヤヒヤした」「あのプレーで“大丈夫です”って言えるのが周東らしい」「やっぱりこの人の全力プレーがホークスの象徴」といったコメントが相次ぎました。
長期離脱を経ても変わらない“スピードスター”の姿に、ファンの信頼はより一層深まったようです。
一方で「無理はしてほしくない」「次戦も笑顔でいてほしい」と、健康を気遣う声も多く寄せられています。
専門家の見解と今後の課題
スポーツドクターによると、「背部痛は再発リスクが高いため、完全に治るまでは慎重なコンディショニングが必要」と指摘。
全力プレーを信条とする周東だけに、今後は“無理をしない勇気”も必要になるといえます。
また、チームとしても代走・守備固めなど起用法を柔軟にし、負担を分散することが鍵となりそうです。
SNS・ファンの声
復帰戦を見守ったファンの間では「やっぱり周東がグラウンドにいると安心」「守備範囲が段違い」「次の試合も楽しみ」とポジティブな反応が多数。
一方で「CSでは無理せず、来季に向けて整えてほしい」という冷静な声も見られました。
その一方で、テレビ中継のスロー映像では、泥まみれで起き上がる姿が印象的で、「これぞ周東」「本気で野球してる人の顔だった」と称賛するコメントも多く見られました。
- 背部痛から27日ぶりにスタメン復帰
- 7回のダイビングで体を強打するも続行
- 試合後「大丈夫です」とコメント
- ファンからは安堵と称賛の声
- 完全復活へ、今後も慎重な起用が鍵
FAQ
Q1. 周東佑京選手はどんなケガから復帰したのですか？
A. 背部痛（背中の筋肉や神経の炎症）による離脱でした。約1か月の調整を経て復帰しました。
Q2. ダイビングキャッチでケガはなかったのですか？
A. グラウンドに体を強打しましたが、本人は「大丈夫です」とコメント。現時点では再離脱の情報はありません。
Q3. 今後の出場予定は？
A. チームの状況を見ながら、首脳陣が慎重に判断すると見られます。次戦もスタメン起用の可能性があります。
まとめ
背部痛を乗り越え、再びグラウンドに立った周東佑京。
泥だらけになりながらも「大丈夫です」と言い切る姿は、ファンの心を動かしました。
その全力プレーこそ、ホークスの精神そのもの。
無理をせず、完全復活へ――彼の走る姿が、再びチームの勢いを呼び戻す日も近いでしょう。
