北海道岩見沢市の養鶏場で2026年8月24日、飼育されていた食用のカモ23羽が死んでいるのが見つかりました。現場では幅約16センチのクマの足跡が確認され、市はクマに襲われたとみています。同じ養鶏場では17日にもニワトリ約30羽が被害に遭っており、今回は別の個体の可能性があるとみられています。
- 岩見沢市の養鶏場で食用のカモ23羽が死んでいるのを確認
- ビニールハウス内などで幅約16センチのクマの足跡を確認
- 23羽のうち6羽が食べられ、残る17羽にも襲われた形跡
- 同じ養鶏場では8月17日にもニワトリ約30羽が被害
- 17日に確認された足跡より今回のものが大きく、別個体とみられている
- 養鶏場では電気柵の設置を早急に進める方針
岩見沢市の養鶏場で何が起きたのか
今回の被害は、約1000羽の食用のカモが飼育されている養鶏場で確認されました。市職員や警察、猟友会のハンターが現場を調べ、クマとみられる足跡を確認しています。
カモ23羽が死んでいるのを発見
8月24日午前6時ごろ、岩見沢市にある養鶏場のビニールハウスで、飼育されていた食用のカモ23羽が死んでいるのが見つかりました。
報道された情報によると、この養鶏場では約1000羽のカモが飼育されていました。被害に遭った23羽のうち6羽は食べられており、残る17羽にも爪などで襲われた形跡が確認されています。
幅約16センチの足跡を確認
岩見沢市の職員や猟友会のハンター、警察が現場を確認したところ、ビニールハウスの中などからクマのものとみられる足跡が見つかりました。
足跡の幅は約16センチで、成獣とみられています。こうした現場の状況から、市はクマがカモを襲い、一部を食べたとみています。
8月17日にもニワトリ約30羽が被害
今回特に注目されるのは、同じ養鶏場で約1週間前にもクマによるとみられる被害が起きていたことです。短期間に家禽への被害が続いています。
| 確認時期 | 被害 | 確認された状況 |
|---|---|---|
| 8月17日 | ニワトリ約30羽が死亡 | クマの足跡を確認 |
| 8月24日 | カモ23羽が死亡 | 幅約16センチの足跡を確認 |
17日の被害後、養鶏場ではラジオの音やセンサー付きライトを使い、クマを寄せ付けないための対策を行っていました。
しかし、その後も今回の被害が発生しました。野生動物への対策は一つの方法だけですべての侵入を防げるとは限らず、現場の状況に応じた複数の対策を検討する必要があります。
今回は別のクマの可能性も
17日と24日の被害が同じクマによるものなのかも重要なポイントです。市などは、今回確認された足跡の大きさから、別の個体である可能性があるとみています。
前回より大きな足跡
今回確認された足跡は、17日に現場で見つかったクマの足跡より大きかったとされています。そのため、市などは前回とは別の個体とみています。
ただし、公表された情報の範囲では、それぞれのクマの詳しい特徴などは明らかになっていません。今後の調査や確認によって見解が変わる可能性があります。
なぜクマが養鶏場に現れたのか
今回の報道では、クマがこの養鶏場に現れた詳しい理由までは明らかにされていません。そのため、特定の原因に結び付けて考えることには注意が必要です。
クマを含む野生動物の行動は、餌の状況や季節、生息環境、人の生活圏との位置関係など、さまざまな条件の影響を受けます。
今回の事例についても、「クマが増えたから」「山に餌がないから」といった一つの理由だけで説明できるとは限りません。報道された情報の範囲では、養鶏場への侵入につながった具体的な背景は明らかになっていません。
養鶏場は電気柵の設置を進める方針
相次ぐ被害を受け、養鶏場ではこれまでの対策に加えて電気柵を早急に設置する方針です。人と飼育動物の安全を守りながら、野生動物との接触機会を減らす対応が重要になります。
17日の被害後にも対策を実施
養鶏場では17日のニワトリ被害を受け、ラジオの音やセンサー付きライトなどを使った対策を行っていました。
今回さらに電気柵の設置を進めることで、クマが飼育場所へ接近する機会を減らすことが期待されます。ただし、対策を講じれば被害を完全に防げると断定することはできません。
同様の被害を減らすためにできること
養鶏場だけでなく、クマの出没が確認されている地域では、野生動物を人の生活圏へ引き寄せにくい環境づくりと、最新情報を共有することが重要になります。
- 最新の出没情報を確認する:自治体や警察などが発信する情報を確認し、目撃場所などへ興味本位で近づかないことが大切です。
- 餌になるものを屋外に残さない:生ごみやペットフードなど、野生動物を引き寄せる可能性のあるものの管理を意識します。
- 野生動物を追跡しない:撮影などを目的にクマを追いかけたり、接近したりすることは避ける必要があります。
- 目撃時は関係機関へ連絡する:自分で追い払ったり捕獲しようとせず、安全を確保したうえで自治体や警察などへ連絡します。
- 飼育施設では侵入対策を検討する:家畜や家禽を飼育する場所では、施設の状況に合わせ、関係機関などと相談しながら対策を重ねることが重要です。
対策を講じても、すべての自然現象や野生動物による被害を防げると断定することはできません。危険を感じた場合は、動物や危険な場所へ近づかず、自治体や警察、施設管理者などが発信する最新情報を確認し、自身と周囲の安全確保を優先してください。
今回の被害で今後注目されるポイント
短期間に同じ養鶏場で被害が続いたことから、今後は新たな侵入防止策の効果や、周辺でのクマの動向などが注目されます。
- 電気柵など追加対策がどのように進められるか
- 周辺で新たなクマの足跡や目撃情報が確認されるか
- 17日と24日の被害が別個体によるものか
- 家禽への新たな被害が発生しないか
- 行政や警察などから追加の注意情報が発表されるか
今回の事例は発生直後の情報であり、今後の確認や発表によって状況が更新される可能性があります。
よくある質問
今回の岩見沢市の養鶏場で起きた被害について、報道で確認されている内容を中心に整理します。
どこでカモの被害が確認されましたか?
北海道岩見沢市の養鶏場です。ビニールハウスで飼育されていた食用のカモが被害に遭いました。
何羽のカモが死んだのですか?
23羽です。このうち6羽が食べられており、残る17羽にも襲われた形跡が確認されています。
クマが襲ったことは確定していますか?
現場のビニールハウス内などから幅約16センチのクマの足跡が確認されており、市はクマが襲ったとみています。
以前にも被害があったのですか?
同じ養鶏場では8月17日にもニワトリ約30羽がクマに襲われて死んでおり、足跡も確認されていました。
同じクマによる被害ですか?
市などは別の個体とみています。今回確認された足跡が17日のものより大きかったことが、その判断材料になっています。
養鶏場はどのような対策を取りますか?
17日の被害後からラジオの音やセンサー付きライトを利用していました。今後はさらに電気柵の設置を早急に進める方針です。
まとめと今後の見通し
北海道岩見沢市の養鶏場で8月24日、食用のカモ23羽が死んでいるのが見つかり、現場から幅約16センチのクマの足跡が確認されました。
同じ養鶏場では17日にもニワトリ約30羽が被害に遭っています。今回の足跡のほうが大きいことから、市などは別のクマによる可能性があるとみています。
養鶏場ではラジオやセンサー付きライトに加え、電気柵の設置を早急に進める方針です。今後は周辺での出没状況や追加の被害、行政などから発信される最新情報を継続して確認することが重要です。
最後に
養鶏場で短期間に被害が続いたことは、家禽を守る難しさと、野生動物との距離を保つことの大切さを改めて示しています。
人の暮らしと野生動物の行動範囲が重なる場所で、双方の接触をどう減らしていくのか。安全を最優先にしながら、地域の状況に合った対策を積み重ねていくことが求められます。


