東京で12月並みの冷え込み 寒さはいつまで続く?

秋の街並みから冬へ移り変わる東京の風景
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「秋ってこんなに寒かった?」──そんな声が聞こえてきそうな朝になりました。

東京都心では日中でも気温が17℃前後までしか上がらず、11月中旬から下旬並みの寒さに。体に当たる北風が冷たく、外出時は冬物の上着を取り出した人も多いようです。

一方で週の後半には再び20℃近くまで上がる予想もあり、寒暖差が大きくなる見込み。体調を崩しやすい時期だけに、着るものでうまく調整したいところです。

目次

全国で冷え込み 東京は11月並みの気温に

21日(火)は全国的に雲が広がり、気温がぐっと下がりました。東京都心の最高気温は17℃と、11月中旬並みの冷え込み。札幌では11℃、仙台16℃、大阪19℃など、各地で平年より3〜5℃低い一日となりました。

気象庁によると、今シーズン最も強い寒気が日本列島に流れ込み、北海道では稚内や旭川、網走で「初雪」が観測されました。本州の日本海側でも上空の寒気の影響で雨が降りやすく、冬の気配が一気に近づいています。

寒気流入の背景 偏西風と気圧配置の影響

今回の冷え込みの原因は、北から流れ込む寒気です。秋から冬にかけて、上空を西から東へ流れる「偏西風(へんせいふう)」が南へ蛇行することで、シベリア方面の冷たい空気が日本付近に入りやすくなります。

さらに、日本の東に高気圧、西に低気圧が位置する「西高東低型」の気圧配置が強まり、北風が吹きやすい状態に。こうした条件がそろうと、一気に季節が進んだような寒さを感じる日が増えます。

各地の暮らしに影響 服装と健康管理に注意

この時期の急な冷え込みは、体調管理にも影響します。朝晩は10℃前後まで下がる地域も多く、冷えによる関節痛や風邪のリスクが高まります。

また、通勤・通学時に「薄手のコート」や「マフラー」を加えるだけでも体感が大きく違います。暖房器具を使う際は乾燥にも注意が必要で、加湿器やマスクをうまく活用しましょう。

農業関係者の間では、早めの霜対策が呼びかけられており、冷え込みの影響が作物の育成にも及ぶ可能性があります。

SNSでは「冬が来たみたい」驚きの声も

X(旧Twitter)では、「東京なのに手袋出した」「朝が寒すぎて布団から出られない」などの投稿が相次ぎました。

中には「昨日との気温差が10℃もあって体がついていかない」といった声も。衣替えをしていない人にとっては、少し早い“冬支度”となったようです。

【きょうのポイント】
  • 東京は17℃前後で11月中旬並みの寒さ
  • あす22日はさらに下がり、朝は12月上旬並みに
  • 週末にかけては再び20℃前後まで回復見込み
  • 寒暖差で体調を崩さないよう注意

気象予報士「寒暖差疲労に注意を」

民間気象会社の気象予報士は、「短期間で気温が大きく上下する“寒暖差疲労”に注意が必要です。厚手の上着を一枚持ち歩き、朝晩の冷え込みに対応してください」と話しています。

また、今後は一時的に暖かさが戻るものの、月末にかけて再び寒気が流れ込む可能性もあるとのこと。気象の変化をこまめにチェックしておくことが大切です。

今後の見通しと対策

あす22日(水)は関東でさらに寒く、東京の朝の最低気温は11℃、日中も14℃と12月上旬並みの冷え込みになる見込みです。

木曜から金曜にかけては秋晴れが戻り、最高気温は20℃前後まで回復する予想。とはいえ、週ごとに寒暖差が激しくなる時期です。衣替えを早めに済ませ、体を冷やさない生活を心がけましょう。

FAQ|寒さと服装のポイント
  • Q1:朝晩の冷え込みには何を着ればいい?
    → 薄手のセーターやウールコート、マフラーを組み合わせると快適です。

  • Q2:暖房を入れる目安は?
    → 室温が18℃を下回ると体が冷えやすく、早めの使用がおすすめです。

  • Q3:寒暖差による不調を防ぐには?
    → 温かい飲み物をこまめに摂り、就寝前に軽くストレッチを行うと効果的です。

まとめ:
10月下旬に入り、季節は一気に冬の入り口へ。東京では12月並みの寒さが続きそうですが、週末には再び穏やかな陽気が戻ります。

気温の変化が激しいこの時期、服装と体調管理を工夫して、快適に秋を乗り切りましょう。

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