プロフィール: 栄養士
名前: 谷川 あかり

専門性と経験
私は大学で栄養学を専攻し、卒業後は公認栄養士および健康教育士として7年以上の実務経験を積んでまいりました。
この間、個人の健康状態やライフスタイルに合わせた栄養バランスの取れた食事指導はもちろんのこと、健康的な生活習慣を確立するための実践的なアドバイスを、個人のお客様から企業・団体まで幅広く提供してまいりました。
栄養士として、食の安全と健康は私の専門分野の中心にあります。特に、近年注目されている食品ロスの問題には深く関心を持ち、食品回収のニュースは常に注視しています。
食品ロスは、単なる経済的損失にとどまらず、地球規模の資源の無駄遣いであり、環境負荷の増大にもつながるからです。
食料が豊富に存在する一方で飢餓に苦しむ人々がいるという現状は、栄養士として食の公平性を追求する私にとって、非常に心に響くテーマです。
食品ロスと食料問題への関心
最近のニュースでは、大手スーパーマーケットが賞味期限の近い食品をフードバンクに寄付する取り組みを強化しているといった報道を目にしました。
また、AIを活用して食品の需要予測を高度化し、廃棄を削減しようとする動きも活発になっています。これらの取り組みは、食品ロス問題に対する社会全体の意識の高まりを示しており、栄養士の立場からも大変喜ばしいことです。
しかし、食品ロスは先進国だけの問題ではありません。開発途上国においても、収穫後の管理や輸送インフラの未整備が原因で、多くの食品が廃棄されています。
これは、世界的な食料安全保障の課題と密接に結びついています。栄養学を学ぶ中で、私は食料が単なる栄養源ではなく、文化、経済、環境と深く結びついていることを痛感しました。
世界の災害と栄養支援
さらに、私は世界の災害ニュースにも常に目を向けています。地震、洪水、干ばつといった自然災害は、人々の生活を一変させ、特に食料供給に甚大な影響を及ぼします。
例えば、昨年発生した大規模な洪水では、多くの農地が水没し、食料生産に深刻な打撃を与えたというニュースがありました。
このような状況下では、栄養士としての専門知識が非常に重要になると考えています。
緊急時の栄養支援、特に避難生活を送る人々への栄養バランスを考慮した食料配給や、衛生状態の悪化による感染症予防のための栄養教育などは、喫緊の課題となります。
災害発生時には、栄養不足による健康悪化だけでなく、精神的なストレスから食欲不振に陥る人も少なくありません。
そのような状況で、どのようにして適切な栄養を届け、心身の健康を支えることができるのか。これは、私が今後も深く探求していきたいテーマです。
発信への思い
このプロフィールを読んでくださった皆様に、食品回収の現状や世界の災害における食料問題、そして栄養の重要性について、分かりやすく、そして深くお伝えしていきたいと考えています。
栄養士としての専門知識と、これまでの実務経験を通じて培ってきた知見を活かし、皆様の健康的な生活、そして持続可能な社会の実現に少しでも貢献できるよう、情報発信に努めてまいります。