大阪府内でインフルエンザの流行が止まりません。2026年2月、大阪府はインフルエンザの患者報告数が再び「警報レベル」を超えたと発表しました。1シーズンに2回も警報基準を突破するのは、1999年の調査開始以来、大阪府では初めての異常事態です。
昨年末の流行はA型が中心でしたが、現在はB型への入れ替わりが指摘されており、一度感染した人でも再感染するリスクが高まっています。なぜこれほどまでに流行が繰り返されるのでしょうか。また、同時期に確認された「はしか(麻疹)」の影響も懸念されています。あなたのご家庭や職場での対策は万全でしょうか?最新の状況を整理し、私たちが今取るべき行動を考えます。
- 大阪府のインフル患者数が31.05となり、今季2度目の警報発令
- 1シーズンに2回の警報入りは1999年の調査開始以来「初」
- 現在はB型インフルエンザが流行の主流になりつつある
- 「はしか(麻疹)」の発生も確認されており、複合的な警戒が必要
1. 概要(何が起きたか)
大阪府は2月12日、直近1週間(2月2日~2月8日)のインフルエンザ定点当たり患者報告数が「31.05」になったと公表しました。これは、自治体が定める警報基準値である「30」を上回る数値です。特筆すべきは、今シーズンですでに一度警報が出ていたにもかかわらず、再び基準を超えた点です。
2. 発生の背景・原因
今回の再流行の大きな背景には、ウイルスの「型」の変化があります。2025年11月頃の第1波ではA型インフルエンザが流行の主体でしたが、2月に入りB型インフルエンザの報告数が増加しています。A型とB型は性質が異なるため、一度A型に感染して免疫ができた人でもB型に感染する可能性があり、これが「1シーズン2回の流行」を引き起こす要因となっています。
3. 関係者の動向・コメント
大阪府知事は記者会見の中で、「1シーズンに2回警報入りするのは初めての経験だ」と強い危機感を示しました。知事は、現在はB型が主流になっていることを指摘した上で、県民に対して「こまめな手洗い、手指消毒、マスク着用などの咳エチケットの徹底」を改めて強く要請しています。また、体調不良を感じた場合は早期に医療機関を受診するよう促しました。
4. 被害状況や金額・人数
大阪府全域の11ブロックすべてで、患者数は2週連続で前週を上回っています。特に数値が高い地域は以下の通りです。
- 北河内:39.34
- 南河内:39.17
- 泉州:34.39
- 堺市:34.00
- 中河内:33.24
全域で蔓延状態にあり、学級閉鎖や学校閉鎖の件数も増加傾向にあります。
5. 行政・警察・企業の対応
大阪府は感染症発生動向調査を強化しており、特にB型の広がりを注視しています。教育機関に対しては、換気の徹底や集団感染発生時の迅速な報告を求めています。また、同時期に府内で確認された「はしか(麻疹)」についても、接触者の追跡調査やワクチンの接種推奨など、二次感染を防ぐための厳しい対応が進められています。
6. 専門家の見解や分析
感染症の専門家は、「B型はA型に比べて流行のピークが後ろ倒しになる傾向があるが、今年はA型の流行直後にB型が立ち上がったことで、医療機関への負荷が長引いている」と分析しています。また、はしかの同時流行については、「はしかは空気感染するため、インフルエンザ以上の感染力を持つ。ワクチン未接種者は極めて危険だ」と警鐘を鳴らしています。
7. SNS・世間の反応
ネット上では、「1シーズンに2回もかかりたくない」「せっかくA型が治ったのにまたビクビクする生活が続くのか」といった悲鳴に近い声が上がっています。また、大阪での「はしか確認」のニュースについても、「インフルだけじゃなく、はしかまで…」「ワクチンの在庫は大丈夫か」と不安視する投稿が目立っています。
8. 今後の見通し・影響
B型インフルエンザの流行は例年春先まで続くことが多く、今後数週間は高い水準で患者数が推移すると予想されます。卒業式や入試などの大規模な行事が控える時期であり、集団感染による混乱が懸念されます。はしかの感染拡大状況によっては、さらなる外出自粛やイベントの制限が検討される可能性もゼロではありません。
Q:A型にかかったばかりですが、B型にもかかりますか?
A:はい。ウイルスの種類が異なるため、短期間で再感染する可能性があります。
Q:はしかとインフルエンザ、どちらを優先して対策すべき?
A:どちらも重要ですが、はしかは非常に感染力が強いため、未接種の方はまずワクチンの接種履歴を確認し、医師に相談することをお勧めします。
9. まとめ
大阪府におけるインフルエンザの「2度目の警報」は、これまでの常識を覆す異例の事態です。B型への入れ替わりが進む中、これまで以上に丁寧な感染対策が求められます。特に、はしかという別の脅威も現れている今、一人ひとりが正しい情報を持ち、手洗いや咳エチケットを徹底することが、自分と周囲を守る唯一の手段となります。体調に異変を感じたら無理をせず、早めの休養と受診を心がけましょう。


